関西国際空港データ
事業主体 | 関西国際空港株式会社 |
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空 港 |
1 位置 大阪湾南東部の泉州沖5kmの海上 2 規模 面積…511ha 滑走路…1本 長さ…3,500m 幅…60m 護岸外周…11.2km 3 能力 年間離着陸回数…約16万回 24時間発着可能 |
空港連絡橋 | 道路・鉄道併用 長さ…3.75km |
工 期 | 1987年1月~94年9月 |
事業費 | 1兆4,300億円 |
海洋開発技術で世界に誇る空港を支える
世界初の人工島による海上空港であり、わが国初の24時間空港となる関西国際空港。このプロジェクトは延長約11kmの外周護岸を約2年間で行い、その後、1億5,000立方メートルにもおよぶ埋立を約4年間で終了するという大規模かつ短期の施工が要求されました。しかも海域は水深16m~19mと深く、海底には20mに達する軟弱な沖積粘土層が堆積しています。このような厳しい地盤条件下での護岸や埋立に関する工事は、これまで世界にも類がありません。吉田組ではこのプロジェクトの人工島の造成と連絡橋の上・下部工事を手がけ、橋脚部実際施工の40%を当社で施工しました。ここでは工事前から海中工事の実験を重ね、本格的な作業を実施。大型起重機船、大型杭打船、大型コンクリートミキサー船などを導入し、浚渫から埋立、護岸にはじまり、橋梁の鋼管杭工や架設まで、すべての工程に携わりました。
橋梁上部工
護岸工
海上埋立土砂運搬
海上埋立砂投入