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主要作業船

第50吉田号 全高低差102Mを誇る、3,700T吊非自航ジブ俯仰式起重機船

作業中の第50吉田号の勇姿
特徴

水面上30mまでジブを倒すことができ、臨海の橋桁下も通行可能です。

(大型起重機船の中では、水面上30mまでジブを倒せるのは第50吉田号のみです)

円筒形鋼製ジブを採用しており、波浪中での堅牢性に優れています。

大型ウィンドラス4台の他、計16台の係留ウィンチを装備しており、厳しい海象条件に対応した係留が可能です。

ジブを8.7度まで倒して阪神高速道路を通過する第50吉田号
(高さ約30m)

ジブを倒して航行する第50吉田号の様子

主要仕様

船体部 長さ(垂線間) 110.00m
巾(型) 50.00m
深さ(型) 8.50m
計画満載吃水(平均) 4.80m
機関部 主発電機用原動機(ディーゼル) 1,750P.S×720r.p.m 2基
補助発電機用原動機(ディーゼル) 110P.S×1,800r.p.m 1基
電気部 主発電機 AC1,200KW×450V 2台
補助発電機 AC70KW×450V 1台

起重機部 巻上定格荷重 (925×4フック)3,700T
アウトリーチ

47.15m~53.31m(3,700T負荷時)

67.27m(1,900T負荷時)

92.69m(400T負荷時)

巻上揚程(下側フック)

水面上107.07m~103.52m(3,700T負荷時)

水面上95.6m(1,900T負荷時)

水面上70.91m(400T負荷時)

巻上速度

1,850T以上の時 1.00m/min

1,850T未満の時 2.00m/min

俯仰速度 210分(ジブ角度66.5度~8.7度)
全高 水面上30.00m(最低)132.00m(最高)
フック間距離 前後方向 8.00m左右方向 25.00m

甲板ウィンチ部 操船ウィンチ(電動油圧) 50T×14m/min 4台
操作ウィンチ(電動油圧) 40T×12m/min 2台
操作ウィンチ(電動油圧) 30T×17m/min 4台
玉掛ウィンチ(電動油圧) 15T×24m/min 8台
玉掛ウィンチ(電動油圧) 10T×30m/min 4台
曳航ウィンチ(電動油圧) 30T×9m/min  2台
ウィンドラス(電動油圧) 60T×5m/min 4台
操縦室より遠隔操作可能