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主要作業船

第8芳祥号 最新鋭の施工管理システムを装備した25mグラブ式浚渫船(旋回式起重機船兼用)

作業中の第8芳祥号の様子
特徴

スパッド係留サイドスラスター式位置決め機能

従来のアンカー係留が制限される航路浚渫及び狭隘海面作業時に、アンカーレス係留並びに迅速な位置移動が全て遠隔操縦できます。

施工管理システム

従来のアンカー係留が制限される航路浚渫及び狭隘海面作業時に、アンカーレス係留並びに迅速な位置移動が全て遠隔操縦できます。

電子制御による速度制御装置

マイコン制御装置により、吊り上げ荷重の重軽にかかわらず、主巻(支持)開閉ドラムの巻上、巻下速度は、オメガコントロールレバー1本の操作で制御できます。

沈み掴み仕様

沈み掴み装置を作動させると支持スクラッチが滑り、支持ロープに適当な張力を与えバケットを沈ませ、効率的な掴みができます。

定寸堀装置

深度計に設けられたスイッチにより、定寸堀装置を作動させると、設定深度で自動的に浚渫ができます。

バケット開口度計

デジタル式深度計とセットでアナログ式の開口度計が装備され、深度自動停止システムとこの開口度計の組合せにより、定寸堀浚渫作業の半自動化ができ、オメガコントロールレバーのみで簡単に掴み作業ができます。

水平堀装置

定寸堀に於けるバケットの掴みの結果、掴み残しとなる土量部分のバケット自重による沈み力を支持ドラムのディスクブレーキでブレーキの保持、解放を繰り返すことにより、堀削軌跡を水平に近づけることができます。

砕岩仕様

支持ドラムを使用し砕岩棒(自重50t)による砕岩作業ができ、設定した深度で自動的にブレーキを作動させ砕岩ミスを減少させる自動ブレーキ装置を装着します。

主要仕様

船体部 船体寸法

長さ(全長)×長さ(垂線間)×巾×深さ

57.0m×56.0m×23.0m×4.2m

計画満載吃水 2.5m
操船ウインチ・ウインドラス(油圧式)

能力

30T/15T×10m/18m(ジプシーホイール)4台

24T/12T×12m/24m(ワイヤードラム)

使用チェーン 42mm×300m(12連) 4条

使用ワイヤー 40mm×400m   4本

バージ引付ウインチ

(油圧式)能力

10T/5T×10m/20m  2台

使用ワイヤー22mm×100m  2本

スパッド装置

スパッド

1300mm×38m  3本

櫓高 20m

スパッドウインチ

能力38T/19T×8.5m/17m 3台

使用ワイヤー37mm×110m×2

サイドスラスター装置

ナカシマTFN-400型

推力 6T   2台

原動機 550P.S.×2,065r.p.m

機関・電気部 主機関

ヤンマーディーゼル6N280L-GN

2,500P.S×750r.p.m 1基

主発電機

防音可搬式発電機 三菱MGP-520

520KVA・AC220V・60Hz 1基

補助発電機

防音可搬式発電機 三菱MGP-100

100KVA・AC220V・60Hz 2基

浚渫機・クレーン部 型式 SKK-25025GDT-N
浚渫深度 水面下 60m
浚渫作業半径 15.6m~22.1m(ジブ角度70度~55度)
ジブ長さ 28m
巻上荷重

100T(直巻) 150T(クレーン主巻)

5T(クレーン補巻)

巻上速度 0~60m/min
巻下速度 0~80m/min
旋回速度 0~1.2r.p.m
グラブバケット 標準型 グラブバケット25m3(P.L.)60T 1台
重量型 グラブバケット15m3(P.L.)75T 1台